思い出のフィン。

~サーフボードのフィンに関する情報を中心に初心者の方にもわかりやすく~

「波」と「技」に関する説明




「波」が主役のスポーツ、サーフィン。 その主役である波に乗るために必要な「波」についての説明です。


▼下の図の各エリアの番号をご覧ください

  1. スープ 崩れた波が押し寄せてくる白い波の部分
  2. カール 波がクルっと巻いた部分
  3. リップ 波がカールする前の上端
  4. ボトム 傾斜面から降りた部分
  5. フェイス 傾斜になった波の面
  6. ショルダー このあと崩れていく部分

《波に関する用語》

「ほれた波」とは?
・サーフィンですべる部分(フェイス)がカールして、立ち上がっているような波のことを「掘れた波」と言います。
この波のフェイスは斜度がきつく、ボードは一気に加速します。 初心者には難しいですが、スピードも出やすく上級者には喜ばれます。
(例)「あそこのポイントは、掘れた波が立ってて楽しいよ」

「あつい波」とは?
・掘れた波とは対照的にで、フェイスの立ち上がりが弱いため、斜度が緩く、ボードのスピードが上がらない波の事を「厚い波」と言います。
初心者の方の練習には向きますが、スピードが出ないので上級者はあまり乗りません。
(例)「今日は厚い波ばっかりだからやめとく?」

「キレた波」とは?
・波のピーク(一番最初にブレイクする場所)がハッキリしていて、そこからショルダーにかけて順序良くキレイに崩れる(ブレイクする)波のこと、サーフィンをするのに最適な波。
(例)「今日は波がキレていて最高だったよ」

「速い波」とは?
・ピークからショルダーにかけて順々に割れていく波の速度が速いということ。波に合わせてスピードを出せる上手いサーファーに限って言えば、適度に速いブレイクの方がスピーディーなライディングを楽しめる。
(例)「今日は波が早くて厳しいよ~」

「つながった波」「ワイドな波」とは?
・ひとつのウネリがブレイクしていく過程で岸に平行に複数のピークがあり、それぞれのピークがはっきりせず、まるでピークがつながっているかの様に、幅広い範囲で同時に崩れてしまう波。
幅広い範囲で一気に崩れてしまう波をワイドな波と言い、つながった波とほぼ同じ意味で使います
(例)「今日はつながっていて切れ目が難しいな」

「まとまりがない波」とは?
・ オンショア(沖から浜に吹く風の事)の影響で面が荒れていて、いろんな場所でブレイクしている状態。ピークも移動することが多く、疲れてしまいやすい。

チューブ」とは?
・ほれた波の中でも、岸に向ってリップが飛び出してフェイスとの間に筒状の波の空洞を作り出す波のことを「チューブ」・「チューブ波」あるいは「バレル」と言います。チューブ・ライディングは、波乗りの醍醐味のひとつ。

▲ドル君による「良い波と悪い波の見分け方」動画です
出典/youtube(ドル君)





 技といっても、最初はボードの上に立つことも難しいかも知れません。波にしっかり乗れるようになってきたらチャレンジしましょう。
 テクニックをひとつひとつ身体で覚え、複合しながら波の性質をうまく利用し技を繰り出していきます。そのためには何と言ってもまずは体幹をしっかり鍛えることが上達のコツとなります。


【パドリング】paddling
まずは 水面を波に向かって進む基本動作です。ボードの上に腹ばいになって、両手で交互に水を漕いで進みます。ボードが思うように進まないときは重心を前後にずらして丁度よい位置を探します。ポイントは「ボードの中心とおへそ」。胸がボードにつかないように上体を反った形でパドルします。

▲ドル君によるわかりやすいパドリングのコツです
出典/youtube(ドル君)


【ドルフィンスルー】dolphin through
沖へ出る際、波の力をまともに受けて無駄な体力を消耗しないためにも、ドルフィンスルーを習得することは有利と言えます。ドルフィンスルーは押し寄せる波の下をサーフボードごとくぐり抜けるテクニックです。波が目の前にやってきたら、両手でサーフボードのレールをおさえ、ノーズを海面に刺すように押し込み、ボードと一緒に水中に潜ります。この時ヒザ(小波時)またはつま先をテールに付けて蹴り込み、全身でサーフボードを押し込みます。水中では波をやり過ごすようにタイミングを見計らい、波が自分の上を越えたらノーズを上げて、前方にサーフボードを送り出していきながら波の裏側に浮上します。

▲ドル君によるわかりやすいドルフィンスルーの解説
出典/youtube(ドル君)


【テイクオフ】take off
テイクオフとは「波に乗る瞬間」のことをいいます。 具体的に言いますと、寝そべった状態でパドリングしながら加速し、波の勢いに乗って立ち上がった瞬間がテイクオフとなります。 テイクオフはパドリングに次ぐ基本です。

出典/youtube(santacruzjapan)



【アップスアンドダウン】ups&downs
サーフボードに上手くテイクオフをして、まっすぐ進めるようになったら次のステップは波に対して横に進むことです。 波の中腹部分で上下運動(小さいターン)を繰り返します。アップで波の斜面を登りダウンで加速、これを連続して行うことで横に進みます。略してアップスとも言います。

▲ドル君によるアップスダウンのわかりやすい解説動画
出典/youtube(ドル君)

【ボトムターン】bottom turn
ボトムターンとは、波の下の方で大きく深くターンする技のことで、 リッピングという技に繋がりますが、 ほぼ全ての技の起点となる基本テクニックでもあり、 ターンの深さやタイミング・スピード・角度によって、その後に繰り出す技の完成度が大きく変わります。

出典/youtube(i92surf)



【カットバック】cut back
サーフボードの進行方向を180度変えることをカットバックといいます。フロントからバックサイドへ、バックからフロントサイドへの切り返し。
波はどこまでも続いているわけではなく、波のピークを頂点として左右方向へしだいに小さくなっていき、やがて消滅します。消滅ポイントに到達する前にカットバックで方向転換し、再び波のトップに向けて走り出します。そうすることで一つの波に長く乗ることが可能となります。

出典/youtube(G oofy)



【カービングターン/オフザリップ/ローラーコースター】※3つのターン
 サーフィンの技の中でも多用する「ターン」。このターンにも身体の使い方や軸足が異なるなどといった様々な特性があります。「カービングターン」はショルダー側のやや緩い場所でのターン、「オフザリップ」は波の上端でボードを自分で当て込んでのターン、「ローラーコースター」は、波の力でボードを返すなど、ボードを反転させる波のセクションやタイミングなど、同じように見えるターンでも異なる特徴があります。

▲カービング/リップ/ローラーコースターの3つのターンをドル君がわかりやすく解説  出典/youtube(ドル君)


【フローター】floter
フローターは、崩れ行くリップ(波の一番高いところ)に乗り上げて少し滑りながら次へと繋いで行くものと、締めくくりの技として最後に行うものの2通りあります。

出典/youtube(nakisurf)











公開日:
最終更新日:2019/06/26