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子供が変わる「言葉がけ」4

      2017/11/18

ケース14
《お片づけをしない(その2)》

ともかく子供の片づけが下手、というかしようともしません。。


NG言葉
「仕方ないなぁ」

 

※子供が色々と散らかしたあと、 子供は片づけないし、他に片づける人もいないし、そのままでも困るし、イライラするし・・ といってお母さんが全部片づけてしまう。。
気持ちはわかりますが、片づけの担当はお母さんという間違った認識が生まれ、ますますやらなくなってしまいます。

 

 

伸びる言葉
「コレとコレだけ片づけてね、あとは手伝うから」

 

※子供が全部やったとはいえ「全部片キレイに片づけなさい!」と言うと、その様子を見てもうやる気が出ません。実際おもちゃBOXや納戸からオモチャを引っ張り出すのは願望ということもあり簡単です、ところがそれを元通りに片づけてしまうとなると順番よく重ねたり隙間に入れたり、”しまう技術”が必要になります
子供がやればできそうな事をやらせ、できなそうな事は手伝ってあげ、片づけもできるんだね~という感覚も味あわせながら二つ三つと出来る事を増やしていくと良いです。

 

 

 


ケース15
《こどもがすぐに甘えてくる》

子供を甘やかしてはいけない、とよく聞きますがどうしていいか悩みます


※子供が小さいうちの「甘え」は基本的に受け止めてあげていいと思います
教育方針がどうのとかいうのはある程度大きくなってからの話です
大人は子供の「甘えを受け入れる」 と 「甘やかす」 の違いを認識していく必要があります

 

NG言葉
「あまえちゃダメ!」
(拒否)

 

子供は大好きな大人に甘えます、当たり前ですが大勢いる大人の中で身内の数人しか甘える事は無いでしょう、中には母親か父親、おじいちゃんかおばあちゃんの内の誰かただ一人の子もいると思います。そんな人にすがって甘えたい、自分をちゃんと受け入れてもらいたい、そういう気持ちの表れでもあります。
もしそんな人がだれもいなかったら・・自分自身の存在を薄く感じ、周りの事ばかりに気づかい、内向的で消極的な性格になりきっと楽しい人生が送れなくなってしまいます

 

 

伸びる言葉
「はいはい」
「そっかそっか」
(受け止め)

 

※甘えを受け止めた方が良いといっても実際一日中べったりとはいかないでしょう
家の中にいる時でも子供が甘えてくるのは、子供なりに何か感じたり思ったりする事があってのことです。そして小さいうちは特にスキンシップが大切になります、具体的に記憶していなくても「あたたかさ」や「安心感」としていつまでも残っています、これは家族としての大切な機能の一つにもなっています。
甘えを受け止め、スキンシップをとることで両者の愛情もどんどん深まっていきます

 

 


ケース16
《叱っても効果がない》

子供叱っても全然効果がありません、何度も繰り返して困っています。。


※「怒る」は自分のため、「叱る」は相手のため、「文句」は八つ当たり、
これらの違いを認識せずなんでもかんでも「叱っている」と思いこんでいる親御さんが多くいらっしゃいます、子供のためを思って怒っても、しつけだと思って文句を言っても、”子供のため”にはなっていません。また「叱る」時に情動は必要ありません、抑え込んで下さい、そして相手に解るように伝え強く咎(とが)める事です。
(情動・・一時的で急激な感情の動き。)

 

 

NG言葉
「どうして〇〇できないの!?」
「いつ!? だれが!?」
(疑問形で問い詰める)

 

※疑問形での問い詰めをしている方が非常に多く感じられます。相手に答えさせるつもりもない疑問で都合の悪い事をさらに認識させてやろうという心境です、それで子供はとりあえず止めるかも知れませんがどうしたら良いのかわかりません。さらに感情の波に押され二つも三つも矢継ぎ早に怒られる事は親のストレス発散にはなりますが、子供にとって大きなマイナスでしかありません。情動に駆られている時は叱らないよう、一度深呼吸してから対応してください。

 

伸びる言葉
「〇〇してはダメ!」
「〇〇するようにしなさい!」
(わかりやすい説明を加える)

 

止めさせるプラス、促しが必要となります、促しを強く言い聞かせる事が「叱る」と言う事になりますので意味のない疑問形は避け、シンプルにやってはいけない事と、どうするかを伝えてあげるようにして下さい。子供はうなずいてその通りに行動します。

「誰がそんなところで食べていいって言ったの?!」は「テーブルで食べなさい!」
「そんなとこに捨てていいの?」は「ゴミ箱に捨てなさい!」
「いつまでテレビみてんの!?」は「テレビを消しなさい!」
「何してんのーー!?」は「止めなさい!」

おそらく・・疑問形で怒る事が心理的な癖になっている方もいるでしょう。 深呼吸をし、情動に押されずに叱る事で、その癖も抜けてくると思います。

 

 


ケース17
《すぐに約束を破る》

子供と約束をしたはずなのに全然守ってくれません。。。


大人から約束をさせることは子供にとって都合の悪い事の方が断然多く、やろうとしても出来ない事も含まれたりします。また子供は”約束の重要性”も理解していません、大人にゆびきりをしながら繰り返し強いられますが、自分の得があまり無いため重要度というものが低く大人の認識とは全く異なります。

 

NG言葉
「あ!約束を破ったね!」
「お約束したでしょ!!」

 

※子供の約束は大人同士の約束とは違います、それをストレートに酷く責めたり、強く咎めたりしたら「自分は約束を守らない人間」「ウソをついている人間」とレッテルを貼られたものと無意識に解釈してしまいます。そうなると結構重要な問題です。破ろうと思って破った約束では無く、最初から出来ない約束をしてしまう方が多いのです。

 

 

伸ばす言葉
(子供主観の具体的な説明を。)

 

※もしホントに約束を交わすのであれば、子供サイドの物の見方で具体的な説明をする必要があります。 例えば・・「テレビは30分だけよ」と言ったとします。子供は「うん。」と言うでしょう、だけど「アンパンマン30分観た後〇〇は観れないという事だよ?」と子供の主観を具体的に解説してあげれば、事の重大さがわかってきます。
大好きなお母さんが「約束しようね~♪」などと優しく言ったら「うん♪」というに決まってます、子供主観の具体的なメリットデメリットを丁寧に説明した上で交わす約束がフェアだと感じます。

 

 

 

(つづきます)

ゆびきり

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