Hair studio Clue

海と野菜のまちより~心に響くヘアサロン~「美容室クルー」

~自分に合ったトリートメント選び~

   

 

 

「トリートメントは髪を傷める」

 

この言葉をすでに見かけた事がある方がどれくらいいるでしょうか。

 

美容師ならばどういう事か理解していないといけませんが、それ以外の方には言葉がストレートすぎるため、誤解を招くこともありそうです。

 

そろそろ補足してわかりやすく表現した方が良いと思います。

 

「被膜が強いトリートメントは髪を傷める」

 

このように修正しましょう。

 

実際に髪を傷めないトリートメントは意外とあります、

私の取り入れているトリートメントは「足さず」「引かず」のただ髪の調子を整えるだけの役割りをしています。

ですのでツルサラは体感できませんが、髪を軽く、すこやかな状態にし、それは”素髪”同様直感的にわかります。

 

 

被膜

or

ノン被膜

 

トリートメントはこれをハッキリさせましょう、とても簡単なことです。

 

そして被膜を選ぶとするなら、どの程度のものなのか?

 

それは美容師が、自分の取り扱うものをきちんと理解することが絶対条件です。

そうすれば被膜も「悪」にはなりません。

 

むしろ効果的な場合もあります。

バージン毛だけど細く、絡みやすく、粗いクシでも引っかかってしまい、手入れ自体がしづらい髪質などは被膜による弊害よりも、普段の物理的ダメージの方が深刻になる場合があります。

 

そういった方には軽めの被膜トリートメントは有効です。

 

 

では何が問題でしょうか?

 

それはお客さんが、髪の持ち主である自分のためではなく、他者の利益のために髪を粗末にしてしまうこと。

 

つまり、なんでもかんでも一辺倒にトリートメントを勧めてくる美容師の言いなりにはならないで下さい、ということです。

 

そりゃお客さんの髪がツルツルになってそれを触って喜ぶ顔も見たいでしょう、

ただどうしても売上げアップを必要、最優先とするサロンはあの手この手で客単価を上げようとします

 

「タンパク質を補う前処理をして~ パーマの後だからアフターケアして~ これをおウチでも使ってください」

 

全部逆です、まずタンパク質は髪と同化せず一時的に留まるだけなので、パーマのホントのかかり具合の見極めの妨げとなります

 

またパーマ直後に強い被膜を施してしまったのでは、髪の中にどうしても残留しているアルカリ成分が出ていきません、しばらく悪さを続けてしまいます。それをさらに継続させるホームケア?要りません。

 

ですがこれらほとんどは客単価アップのための”オススメ”です。

 

大きな声では言えませんが、多くのトリートメントメニューはそういった役割も担っています。

 

 

私もその昔、

「トリートメントしてるのにだんだん髪がバサバサなっていく、、、」

と、どこか腑に落ちないと感じつつも、システムトリートメントを勧めていたこともありました、

1週間程度しか持たないのに3週間持つとか、定期的にやって下さいとか、、、

自分たちが傷ませた髪をごまかすのにさらにお金と時間をお客さんに使わせることを勧めていました。

 

「仕方ないよ」「それは結果論だよ」と、言ってくれる方も多くいらっしゃいました。

その信頼はとても励みになっています。

 

お客さんは美容師を信頼するしかありません。

 

そのことを今一度考えてみたいと思っています。

 

髪質を見極める事はもちろん、お客さん自身の価値観や本人も気がついていない事、それらを汲み取ってそれぞれに合った適切な判断をアドバイスとして渡してあげる。

 

美容師としてそのぐらいはやっていきたいです。

 

「トリートメントは髪を傷める」

 

この言葉に様々な意味を持たせるのも、きっと自分次第です。

 

 

 

サンタ

 

 

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